心が疲れてしまっていると、正常で柔軟な考えができなくなり、イライラしたり気にしすぎたりして、さらに疲れてしまうという悪循環になってしまいます。深刻になってしまう前に心を整えたり見直す治療や取り組みが大切です。そんな時には医師やカウンセラーの問診や、薬を使ってアプローチするだけよりも、香りの力を借りることが注目されています。香りと言っても、しっかりと自律神経に作用することがわかっている、安全で心地よく、しかもプラスに働いてくれる香りです。例えば昔からリラックス効果で愛されて使われてきているのがジャスミンです。ジャスミンの香りの作用は気休めではなく、本当に気持ちが晴れてくるメリットが、だんだんと実感できます。クリニックの待合室で、診察室でしっかりと吸い込むことで、心も体もリラックス状態に近づきます。この状態を繰り返すことで、気持ちをほぐしてカウンセリングを受けると、心の奥まで見つめ直すことができるかもしれません。さらに、最近はアロマも人気ですからメジャーな香りなら、自宅で自分で楽しむことができます。もちろん、ジャスミンもアロマで自宅で楽しめる商品は豊富です。寝る前のリラックス効果として楽しんだり、仕事をしながらでも効果的です。
リラックス効果が期待できるジャスミンは、昔の人々からずっと使ってきたことでもわかるように作用の実感が高い香りです。ジャスミンの香りは脳内のエンファリンとドーパミンの分泌を促進させます。この2つの分泌物は脳の働きを活発にするので、元気がみなぎったりやる気が出たりしますから、前向きな気持ちになり、気持ちの落ち込みを上向きにしてくれます。同時に思考を落ち着かせて整える鎮静効果もありますので、高ぶっていた気持ちを冷静にして、正しい考えができる環境を作り出します。気持ちを上に引っ張ってくれるだけではなく、正常な考え方で判断を適切なものへと戻すことができます。そのため、うつなどの気分が落ち込んでいる時にはジャスミンがリラックスさせて、やる気を取り戻すきっかけになってくれます。ジャスミンは比較的癖が少ない香りですから、生活の中に取り入れやすいでしょう。さらに、少量でも香りがしっかりと感じられますし、継続時間も長いのも特徴です。自宅で使っても十分な効果を実感できるので、試してみる価値はあります。また、アロマのキャンドルやスプレーなど商品も多いので、自分なりの取り入れ方ができるのも試しやすいです。ハーブティーのように飲食に用いられることもあるので、意外と手軽です。